このブログで紹介されて知った本で、これは新聞での人生相談の連載を単行本にしたもの。
https://brevis.exblog.jp/29439101/
悩んでいる人や人の話をもっとうまく聞けるようになりたいと思う人におすすめの一冊。
私の人生相談のコラムのイメージは経験豊富なおじさん、おばさんが自分の経験を元に叱咤激励をするというものだ。だから、上のブログの冒頭では多分読まないだろうな、と思っていたが、あまりに紹介が魅力的だったので買ってすぐに読み切ってしまった。
この人の人生相談の特徴は、まずは相談の文章から相談者の状況を肉付けしている点にあると思う。ある人には、こういう話しになるはずだけど、それが相談には書かれていないとか、相談者を労ったりしている。そして、必要に応じて具体的なアドバイスをしている。
この本を読んで、筆者は相談者の文章を客観的に分析して、相手がどのような状況に置かれているのか、問題は何かをしっかり考えているんだろうな、と思った。
そして、ある人には相談内容以外のところに問題があると指摘していたりする。これを1往復の文章のやり取りで行えるとは信じられない。
友人や家族と話をしていて、何となく感じる違和感などを分析して、解決に向けて構成していった先にある理想形がこの本なのだと思った。